~その所でわたしは彼女に
そのぶどう畑を与え、
アコル(苦悩)の谷を
望みの門として与える。~ 
(口語訳聖書 ホセア書2章15節)

社会福祉法人ミッドナイトミッションのぞみ会 のぞみ会とは

2024年度の歩みを始めるにあたって
理事長からご挨拶

2024年度の歩みが始まりました。皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。新年度の歩みが実り豊かなものとなるよう祈ります。
教会の暦では去る3月31日の日曜日にイースターを迎えました。イエス・キリストが復活された記念日です。その翌日から復活のキリストの新しい命を頂いて新年度のスタートを切ることができ感謝しております。
今年度は久しぶりに施設長たちの人事異動が行われました。新しい施設長を迎えた諸施設が気分も新たに新年度の歩みを始められるように、また施設長の皆さんも遣わされた場において存分な働きができるよう祈る次第です。

また当法人の富津における最初の施設「望みの門学園」はその活動の基盤となる法律が変わりました。「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」という長い名前の法律です。

理事長写真

これによって4月から望みの門学園は「婦人保護施設」から「女性自立支援施設」に変わります。女性が直面する困難は多様化しています。施設もその変化に即応した働きが求められます。これは法人全体で取り組むべき課題ではないかと思わされています。

さらに当法人は昨年から課題となっていた「中長期計画」を策定しました。これから先の5年から10年を見通して、今後のあり方を定めたものであります。

世の中は時代と共にどんどん変わっていきます。これから私たちが直面する問題は多岐にわたります。人口減少問題、地球温暖化問題、内政・外交の諸問題、日本経済の抱える問題、さらには頻発する自然災害等々、実に多様です。

そのような中で福祉の世界も色々な変化が出てきています。国の方針も時に応じて変わります。この変化の時代に望みの門はどう対処していくのか。またこのような状況の中で助けを必要としている人にどのように支援の手を差し伸べるのか。難しい問題です。

様々な困難が待ち受ける中で、しかし私たちが堅持しなければならないのは創立の精神であります。イエス・キリストが示された愛と奉仕の精神に立って地域の方々に仕えていくことだと思います。

このような働きを続けていくことができるよう、今年度もよろしく御支援、御指導下さるようお願い致します。

2024年4月
理事長 木下 宣世

ミッドナイトミッションのぞみ会は…
2024年に創立62周年を迎えた社会福祉法人です。

ミッドナイトミッションのぞみ会は2024年に創立62周年を迎えた社会福祉法人です。
戦後の混乱期にドイツ人宣教師が夜の街を回り、助けを求める女性たちを保護し生活の場を与えたことから「真夜中の宣教」という意味の「ミッドナイトミッション」が誕生しました。
その後、ドイツにある福祉の街「ベーテル」を目指し、高齢者施設や障害者施設、子どもの施設を設立してきました。
これらの福祉を取り巻く情勢は大きく変化すると言われています。
今後のぞみ会は、地域の皆さまに安心して生活していた
だくためのサービスに特に力を入れ、地域に根差したサービスを提供していきたいと考えております。

ミッドナイトミッションのぞみ会01

ミッドナイトミッションのぞみ会2
ミッドナイトミッションのぞみ会3
ミッドナイトミッションのぞみ会4

望みの門賛歌

望みの門賛歌

(1)仰ぐ空も光り輝き
遥かに浮かぶ富士の山
眺むる嬉しさ今日も又
(2)とりの声目覚めて今日も
生かさるる喜びに
ただ神に祈りて憂いなし
(3)ともに楽しく生きようと
神に愛さる我が生命
喜ぶ心どこまでも